福野礼一郎の自動車ブランド解釈

世界自動車戦争論 1 (1)

世界自動車戦争論 1 (1)

帰り道、ふらふらとえらい大回りをしてジュンク堂に立ち寄ったところ、新刊を発見。

相変わらずぐっさり深く斬り込んでくれますなぁ。> 著者


どこまでor真実かどうかは別にして、著者の半端でない時計趣味から導き出される現代ブランド戦略の解釈論、読ませる展開で読者をいつもの福野ワールドに引きずり込みます。

自動車ブランドの各論は、おっさん向けファッション誌のなんかに連載された原稿のよう。連載原稿+followupの体裁も福野本のパターンだが、初出の雑誌を読まない自分にとっては悪くない感覚。

結論、説得力を求めてる各位にはお勧め。なんじゃそりゃ。