検品

本日の作業は検品と作動確認である。

大抵の自動車用品HID灯は、流通上の不適切な取り扱いや灯体が初期不良だったりして点灯しないといったクレーム除けに、灯体が飾り箱に入れてラベル等で封印されている。

この封印を切る前に点灯確認する*1


机上でハーネスを仮設して点灯確認。職場に転がっていた13.8V 30Aの安定化電源を使用、ワニ口クリップでてきとーに結線して電源投入。

黄色から黄緑色に発色変化しながら光量が増大していく放電灯特有の光りかたである。電源投入からの点灯遅れもほとんど無く、初期光量も充分だろうと思われ*2。飾り箱のプラスチックが溶け出しても困るので、安定するまで見届けずに10s弱で電源断。
灯体ふたつとも点灯確認したが、面倒なので昇圧器は片方しか使用せず。まぁ良いか。

*1:この手の製品は、初期不良時のクレーム対応を考慮して施工前に試しておくべきだ。ご丁寧にも、取付説明書だったかには封印切ると初期不良認めないみたいな逃げ文句まで馬鹿丁寧に書かれている

*2:自動車用HIDランプの規格では、初期光量は定格の25%以上の明るさを要求している